いま　命あるは　ありがたし

 私たちが人間としてこの世に生を受ける確率について、お経には次のように説かれています。
それは、「天から糸を垂らして、大海の底に沈む針の穴を通すようなものだ」と。
 私に父と母があり、父母にもそれぞれ両親があり、それぞれの両親にも………。ご先祖様から脈々とつながる私の命。ありがたく、大切に丁寧に受け取り、そして引き継ぎたいものです。

合掌

 7月2日（土）午前9時30分より　研修会　於：本堂
 7月7日（木）初盆燈籠灯入れ
 7月11日（月）～14日（木）　棚経/初盆燈籠送り
 7月15日（金）午後1時より　盆・施餓鬼法要　於：本堂
 7月23日（土）午後1時より　地蔵祭　於：本堂

　たくさんのご参詣をお待ちしています。

合掌

 心の中より　きれい好き

 お化粧や身だしなみにはじまり、自宅や自家用車の掃除さらに血圧に血糖値等々、自分自身の外見や健康管理にはたいへん熱心な私たちです。
 さて、そんな私の心の中はどうでしょうか？　損得や優劣でずるく行動していませんか？　誰でも不利益を被るのは嫌ですが、反省と感謝の気持ちを忘れず内面から美しくきれいに生活を送りたいものです。

合掌

 借りるばかりの　人の恩

 「あれもしてやった、これもしてやった」と、私たちは自分の言動を高く見積もり「して
やった」ことはいつまでも覚えていて、時にはその見返りまで期待することがあります。
 ところが、私が人さまから受けたご恩についてはいかがでしょうか？　
「あれもしていただいた、これもしていただいている」ことに気づきたいものです。

合掌